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なんでヨガ教室に通い続けても前屈が柔らかくならない?

前屈、得意ですか?

もともと硬い人、1年くらいヨガを続けているのに柔らかくならない人。など、前屈が苦手という声はよく耳にします。

そんな前屈にアレルギー反応をおこしてしまいそうな方々に、

ヨガスタジオに通い続けても前屈が柔らかくならない理由と、前屈を柔らかくする方法を紹介していきます。

前屈が柔らかくならない理由

どこの筋肉をのばしているかわからない…

〝前屈の筋肉?そんなの知らないよ〟

という方。安心してください。

ここでは、ざっくりとしたイメージをつかむことができたらOKです!
  
まずは、前屈で伸びている筋肉を知りましょう。

前屈では主にもも裏にあるハムストリングという筋肉が伸びています。

写真も載せておきます。〝へぇ~この辺りね。〟程度にみてください。

前屈をしたときに、このハムストリングが伸びていることを理解しましょう。

通常レッスンのみでは成長に限界がある

通常のヨガレッスンでは、ポーズのポイントやコツをある程度伝えることはあっても、事細かく教えることはあまりしません。

生徒は、講師にかじ取りをまかせてヨガを体験することで自分自身に集中することがメインだからです。

多少間違っている動きでも、ケガにつながるリスクが無ければ講師からの指示が入らないこともあります。

これは、講師が気づかないパターンもありますが、あえて見守っているパターンもあります。

講師が気づいていない場合は、何年そのクラスを受けてもおそらく成長は乏しいでしょう。

もしあなた自身が、早く成長したい、結果を出したいと願うならワークショップなどに参加して基礎力を高めることも必要となります。

疑問や気づきを得ているという事は、おおきく成長できるタイミングもあります。

前屈しているときのカラダの仕組みを知る

ハムストリングは〇〇筋に伸ばされている?

じつは、筋肉は自ら伸びることができません。

別の筋肉が作用した結果(もしくは負荷をかける)筋肉は伸ばされているのです。

その別の筋肉というのが、

ハムストリングのストレッチでは、主に太ももの前の筋肉腸腰筋です。

その仕組みについてもっと詳しく知りたい方は「相反抑制」「拮抗筋肉」というキーワードで調べてみてください。

とにかく、筋肉を伸ばすためには、の筋肉を縮めてくれる筋肉を鍛えることも大事だよ~

ということです!

ハムストリングを伸ばす筋肉を鍛えよう

前述したように、ハムストリングを伸ばす筋肉は、腸腰筋太ももの前にある筋肉です。

では、その筋肉を鍛える運動を紹介します。

【腸腰筋+太ももの前】のトレーニング

背筋を伸ばして座る

骨盤から背筋を伸ばす
(※骨盤前傾を意識する)

膝を上げる

背中を丸めない

膝の曲げ伸ばしを繰り返す
【片足×10回

膝の高さを保つ

腸腰筋と太もも前トレーニングを分けて行うやり方紹介します。↓

【腸腰筋のみ】のトレーニング

ゆっくり膝を上げる
【片足×10回】

背中を丸めない

【太ももの前のみ】のトレーニング

脚をかかえて、
膝の曲げ伸ばしをおこなう
【片足×10回

膝の高さを保つ

前屈をしよう

っと、その前に、前屈にはハムストリングをしっかり伸ばすためのルール(動き方)があります。それが、

前屈は股関節を曲げてから膝を伸ばす

という、ルールです。ここからはちょっと難しくなるので、とりあえずこの言葉だけ覚えるでも大丈夫です。

では続きを、

ハムストリングという筋肉は関節を2つまたいでいる筋肉です。

ハムストリングは関節を2つまたぐ筋肉

その、またいでいる関節が股関節膝関節

なので、ハムストリングに〝グッ〟と力が入るとこの股関節と膝関節が動こうとします。

はじめから膝を伸ばして前屈すると、股関節が曲がりにくくなり下の写真のような腰を目いっぱい使った前屈のカタチになってしまいます。

NG前屈

これだと、腰を痛めるリスクも高めてしまいます。

腰を痛めず、ハムストリングにしっかりとストレッチを効かせる方法は、

股関節をしっかりとまげて腸腰筋に力が入るようにしてから、膝を伸ばすという前屈の方法です
  

股関節をしっかり曲げる

太ももとお腹が着くくらい曲げる

可能なら太ももとお腹をくっつける

膝を伸ばす

太ももとお腹はなるべく着けたまま、伸ばせるところまで膝を伸ばす。膝はまっすぐにならなくてもOKです。

目的の筋肉にしっかりとストレッチがかかり、かつ怪我や故障も予防にもつながります。

ヨガレッスンやご自宅で練習するときは、膝が曲伸び切らなくても良いので股関節を曲げる→膝を伸ばすという順序で動くように意識しましょう。

徐々に膝が伸びて、おでこがすねに近づいてきますよ^^

レッスンの効果が出ないと感じたらワークショップに参加してみるのも

前の章にも書きましたが、疑問が沸いたり、今回のように成長が止まったと感じたらワークショップを受けてみましょう。

ワークショップでは、通常レッスンではあまり学べない知識やスキルをより深いレベルで学ぶことができます。

新たな知識や技術を学ぶことで、成長ののびしろを伸ばすことができるでしょう!

2022年 わらっぱヨガで開催中のワークショップ

初心者向けカラダの動かし方入門スケジュール

6月16日、30日前屈を柔らかくするカラダの使い方10:30~11:30(水)
7月14日、28日あぐらで背筋をのばすカラダの使い方10:30~11:30(水)
8月11日、25日腰をいためないためのカラダの使い方・鍛え方10:30~11:30(水)
9月8日、22日肩を痛めないためのカラダの使い方・鍛え方10:30~11:30(水)
10月6日、20日戦士のポーズⅠ・Ⅱ・Ⅲのポーズの作り方・カラダの使い方10:30~11:30(水)
11月10日、24日ダウンドックのカラダのポーズの作り方・カラダの使い方10:30~11:30(水)
12月8日、22日後屈系ポーズのカラダのポーズの作り方・カラダの使い方10:30~11:30(水)

※開催日時及び内容は変更になることもあります。その際は事前にホームページでお知らせいたします。

ワークショップの予約ページ

まとめ

さまざまなカラダの部位に不調をきたす〝柔軟性の無いハムストリング〟。特に猫背が気になる方腰痛になりやすい方は今回学んだことを活かしてください!

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