ヨガニードラとは「内観を伴う深いリラクゼーション法」です。
Nidraとは「眠り」のことを意味し「眠りのヨガ」ともいわれています。
ヨガニードラは、スワミ・サッティヤナンダ師が開祖といわれ20世紀ころ瞑想とリラックスの技法をベースに考案され世界中に広まりました。
ヨガニードラとは?
体を動かすヨガとは違い、主に仰向け等で楽に横になった姿勢でおこなうことが特徴のひとつ。
インストラクターのガイダンスに耳を傾けながら、自身の身体に意識を向けていくため「ガイドされたリラクゼーション法」ともいわれています。
ヨガニードラは仰向けの姿勢でおこないます。
筋肉がリラックスしていてエネルギーを消耗しない姿勢なので、深いリラクゼーションへと導かれます。
10年ほど前からストレスマネジメントとしても特に注目されています。
ちなみに、その効果は1時間の練習で4時間の睡眠や休息に値するといわれているほどです。
慢性的な疲労・ストレスを感じている方におススメ
現代人は昔の人に比べて活動している時間(起きている時間)が長いといわれています。
つまり、心身の疲労回復にあてる時間が少なくなっていると考えられるのです。
皆さんは、口癖のように〝忙しい…〟〝時間がない〟〝疲れた〟といっていませんか?
〝あ、言ってる〟と思った方も多いと思います。
ちなみに休憩時間やちょっと空いた時間を思い出してみてください。
何をしていますか?
もしかして、甘いお菓子やアルコール、スマホ時間でその時間をなんとなく過ごしていませんか?
心身を休ませるため時間で逆に疲れをためていた…なんてこともあるんです。
休憩時間に疲れをためている、なんて話をしましたが、
後ろめたく思う必要はありません!
実は以前の私もそうでした(笑)
疲れたからといっては甘いお菓子を食べ、横になってはスマホをさわる休憩時間。
気が付けば休憩時間は終わり。
でも疲れは取れていないという負のスパイラル。
心身を休ませる方法を間違えていたのです。
そんな生活の中、出会ったのがヨガニードラでした。
私がヨガニードラをしてて良かったと感じたのは、体調を崩しなかなか回復しないツライ日々が続いたときでした。
『空き時間にはヨガニードラする!』と決意し、一日に2回の「ヨガニードラ時間」を毎日おこない続けました。
それまでなんとなく過ごしていた休憩時間をヨガニードラに置き換えたことで、体や心は少しずつ和らぎ、気持ちにもゆとりが持てるほど回復していきました。
まとめ
疲労感を和らげ睡眠・休息不足を補ってくれるヨガニードラ。
休憩時間の過ごし方を変えて、疲れをためにくい習慣づくりとしておススメです。